先日こちらのイベントに登壇させていただきました

https://shuuu-mai.connpass.com/event/179336/

コロナ禍で今までオフラインでやっていたような技術系のイベントがオンラインに移行している今、このイベントもそのうちの一つで、完全オンラインで開催されました。

オンラインは二回目とのことで、運営の方は非常にスムーズな進行をされていたのですが、僕自身は初登壇で若干不慣れなところがありました。

オンラインイベントでの参加・登壇にあたって感じたことを書いていこうと思います。

イベント概要

「Tech Lead Engineerから最新技術を学べ!Laravel編」ということで、Laravelに関連するネタをそれぞれが持ち寄って登壇する形式でした。 自分以外にもCTOの方がいたりと、さすがスポンサーを募ってやられている勉強会ということもあるのか、非常にわかりやすく質の高い勉強会でした。 通常のオフライン開催のときは、イベントテーマにもなっているシュウマイが参加者に提供されるそうでしたが、流石にオンラインでは提供は難しかったようです。

登壇内容

当日はこちらの資料をもとに発表させてもらいました。 ROXXの技術ブログではagent bank, back check双方のプレビュー環境でコンテナ運用をしている旨を公開していますが、直近ある新規プロジェクトにてECSで本番運用をすることになり、そちらで工夫した内容を発表内容に詰め込みました。

発表内容はほとんど以前こちらのブログで執筆した内容なので、具体的な内容に関しては省略させていただきます。

オンライン登壇の良いポイント

参加場所に縛られない。

オンライン登壇をやってみて一番いいなと思ったのは、「東京に出てきづらい人でも気軽に参加できる」ということです。 今回の参加者も当イベント初参加の人が多く、また東京以外の参加者がチラホラといらっしゃりました。 いつものオフラインのイベントでは、参加者同士の交流ができるというメリットが有りつつも、どうしても東京外の人が物理的に参加しづらい環境ではあったかと思います。

圧倒的に東京のイベントが多いわけですが、こういうふうにオンラインで開催してもらえると、地方の人は気兼ねなく参加できるのかなと思いました。

発表資料のみやすさを考えなくていい

オフラインイベントで、特に200人以上の広い会場とかだと、後ろの席の人は見づらかったりします。こういった場合でもオンラインであれば画面共有で常に自分の画面の前に資料が表示される状況となるため、多少資料が小さい字でも見やすいのかなと思いました。

登壇者の切り替えがスムーズ

オフラインイベントだと登壇者を切り替える際にモニターの接続の確認などに時間を取られますが、オンライン登壇をやってみて、発表終了直後にすぐ次の人が発表できるスムーズさがありました。 また、質疑応答にsli.doを使っていたのですが、そちらの画面にもスムーズに移行できたため、オフラインイベント以上に質疑応答の時間が取れていたのかなという印象がありました。

参加者のスタンスが自由

参加者は椅子に座り続けるなど物理的制約はオフラインイベントほどはないので、適宜自分のタイミングで休憩をとったり、メモを取ったりなどができるのが魅力的だなと思いました。 (今回のイベントではいなかったかもしれないですが)仮に内職をしてたとしても、オフラインイベントほど不快感を与えることはないという安心感はあるかもしれません。

オフラインイベントでのMOREポイント

参加者同士の交流はできない

おそらくシューマイを出すようなオフラインイベントのときは懇親会で登壇者や参加者同士での交流も行われていたのかと思います。 ただ、オンラインとなると、プロバイダーとコンシューマーで完全に別れてしまい、参加者同士での交流はできないか、できたとしても非常に難しいものになるのかなと思いました。

登壇時参加者の反応を見れない

登壇者は登壇時自分の資料を画面いっぱいにして登壇しています。 Zoomの機能を使えば参加者の顔を出すことはできなくはないですが、画面領域的な問題で資料にかぶってしまうためどうしても目障りになってしまいます。 僕は当日完全に参加者の顔は出さずに発表していたのですが、やはり納得できているのかどうかを見ながら発表することはできませんでした。 また、参加者は登壇者の阻害をしないためにミュートになっていたのですが、逆にそれによってレスポンスを感じ取ることが難しく、発表のしづらさはオフラインイベントよりはあったかもしれません。

自宅からという発表のしづらさ

自宅での参加となったのですが、家には家族がおり比較的近いところで登壇するような環境でした。 子供が寝静まる時間帯ということもあり、声の音量調整に気を使う必要がありました。 特に相手の反応を伺いづらいコミュニケーションツール(電話など)では声が大きくなりがちなので、登壇することにあまり集中できませんでした。

当時は寝室が作業部屋でもあったため、家庭環境的な焦りもあり、発表内容をすべて発表できないなど、発表に支障が出てしまった点がありました。

まとめ

初のオンラインイベントということでなれてないことも多かったのですが、進行の方のおかげもあり、とても楽しく参加することができました。 今回主催してくださったシューマツワーカーさんありがとうございました!